この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

蚊などによる虫刺されが気になる季節。毎年たくさんの虫除けグッズが店頭に並びますね。でも、赤ちゃんには一体どんな虫除けを選んであげたらいいのでしょうか?
なこと
そこで今回は、虫除けの成分の違いと選び方についてご紹介します。
- 赤ちゃんに使える虫除けを探している人
- 虫除けの成分についてはあまり知らない人
- どんな虫除けグッズを選ぼうか悩んでいる人
虫除けの成分表示について

虫除けには【医薬品】と【防除用医薬部外品】があり、虫除け製品には成分と濃度が表示されています。
【防除用医薬部外品】は、「ディート」という有効成分の濃度が10%以下の配合になるように定められています。
有効成分の濃度が高いと虫除けの持続時間が長くなりますが、有効成分の中には赤ちゃんに向かないものもあります。赤ちゃんやまだ小さい子どもに使う虫除けを探す場合は、パッケージ裏面にある有効成分の表示をよく見てから製品を選ぶようにしましょう。
また、適用害虫についての表示もあるので確認しましょう。【防除用医薬部外品】の場合、主に蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビルなどが一般的です。
※ディートなどの有効成分の詳細については後述します。
虫除け成分ディートに注意!

虫除けの有効成分として代表的なものは「ディート」と「イカリジン」です。その他、天然成分による虫除け製品もあります。
有効成分「ディート」配合の虫除けについて
小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・6か月未満の乳児には使用しないこと。
・6か月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1~3回
ディートを含有する医薬品等は、我が国において多くの人が40年以上使用してきているにもかかわらず、現在まで薬事法に基づく副作用報告はない。
引用元:厚生労働省
有効成分「ディート」は皮膚への刺激も弱く安全性の高い成分ですが、厚生労働省では赤ちゃんや幼児期の子どもに対して使用の可否と使用可能回数を定めています。
なこと
ディート自体がダメというわけではありませんし、ある程度の年齢になって虫が多い場所へ遊びに行くときなどには逆に重宝すると思います。他の成分を使った製品と上手に使い分けましょう。
ディートが気になる人はディートフリーと書かれた製品を選ぶといいですよ♪
有効成分「イカリジン」配合の虫除けについて
虫除けの新しい有効成分「イカリジン」配合の虫除けも多数あります。
- 使用する人の年齢制限がない
- ディートと同等の虫除け効果
- 虫除けの嫌なニオイがない
- 服にもやさしい成分
イカリジンは肌にやさしいので、ディートと違って使用する人の年齢に制限はありません。そのため小さな子どもから使えます。
また、虫除け特有のあのニオイもありません。ディートの場合は服の素材によって変色などの懸念がありましたが、イカリジンは服の上からでも使えます。
なこと
天然成分配合の虫除けについて
赤ちゃんに使う虫除けの有効成分「ディート」や「イカリジン」にどうしても抵抗があったり気になってしまう場合には、天然成分でできた虫除けもあります。
ディートやイカリジンと比べるとどうしても効果に差が出てしまいますが、虫が苦手な天然のハーブなどが原料なので、肌にやさしく赤ちゃんにも安心して使えるというメリットがあります。
虫除け成分の効果を高める使い方

虫除け製品を使うときは、塗り方や塗り直しにも気を配ると効果的です。
- ムラにならないように伸ばす
- 3時間程度を目安に塗り直す
一般的な防除用医薬部外品の場合は、3時間程度を目安に塗り直しましょう。日日焼け止めと同じように、汗をかいたりする度に塗り直すと効果が高まります。
赤ちゃんに使える成分の虫除け

ミストタイプ
スプレータイプ
ジェルタイプ
シートタイプ
パッチ(シール)タイプ
リングタイプ
クリップタイプ
その他の虫除けグッズ
虫除けの成分と赤ちゃんの虫除けまとめ
今回は、虫除けの成分と赤ちゃんに使える虫除けグッズをご紹介しました。虫除け成分にもいろいろな種類があるので月齢・年齢によって上手に使い分けてみてくださいね♪
最近はかわいくておしゃれなデザインの虫除けグッズがたくさん出ているので、楽しみながら選んでみましょう。